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沖なわの米軍基地移転について 2

「東富士演習場」への『沖縄米軍基地』の受け入れについて、考えてもらいたいのです。沖縄の人々に背負わせてきた数々の仕打ちは、米軍だけでなく、ヤマトンチュがウチナンチュに対してなした仕打ちでもあったのである。
これは、 ヤマトンチュ(本州人)がウチナンチュ(沖縄人)への鎮魂が出来るかもしれない、ほんのひとつなのだ。

静岡県の焼津に、あの玉砕の島「硫黄島」から、奇跡的な生還をされた方がおられる。蒔田良一氏である。
静翔会の会報「空哉」第17号にその方の手記「硫黄島に夕日が沈む」が、紹介されていた。
「昭和18年1月、私は海軍主計兵として横須賀海兵団に入団、」で始まるその手記は、「平成14年3月18日弱冠23歳を一期(ご)として、硫黄島において一度死んだ日に校了」と記し「神さりし 人の世想う しのぶ草 秋の風間に 清らかに伝えよ」の歌を添えられている。

沖縄でも同じ経験をされたことでしょう。ウチナンチュから見れば、その「仕打ち」への憎しみは、米軍だけではなく
いやそれ以上に「ヤマトンチュ(本州人)」に対して「複雑な憎しみ」を抱いておられる人々がおられ、そして死んでいった人々のことを想わずにはおれない。

沖縄の人々が、「米軍基地を沖縄諸島からなくしたい」と切なる思いでおられたのでしょう。
やっと今、わたしたちの想いで切り開くことが出来る時代に来ました。

さまざまの思い・想いを集めて、世界の軍隊をなくし、『災害救助隊』へ改変の道筋を作っていけるのではないでしょうか。
このことは「日本」しかできませんし、「東富士演習場のある静岡県」しか出来ません。
そして、このことは「世界に平和憲法が出来る」「世界に戦争放棄が出来る」ことなのです。
by kanakin_kimi | 2010-03-12 17:51 | 直接民主主義


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