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アンバランスシンドローム 4

侵略・戦争、世界で繰り返し行われてきた事が、はじめの頃は、おそらく自分自身の利益を守る為に行われていた。それが、家族の為に、集団の為に、部落の為に、市町村、県、国と広がって自分自身との距離がどんどん遠くなっていった。自分の意思とは無関係に強制的に戦争に巻き込まれて行った。自分の意思と直結していた時、そういえば戦争とはいわなかった。りょうとか、争いといい渇水期になると近隣の村どうしで水争いが耐えず行われていた。その争いで人が死んだのだった。今に残る馬頭観音や地蔵菩薩の石像がそれを伝えている様だ。日本では、そんな争いをなくしたい悲願があちらでも、こちらでも積み重ねられていった。とかく、ヒーローとして描かれてきた歴史小説はひとの歴史観を狂わせている。早く、速やかに支配者列伝から本当の歴史へと「歴史学」を転換し、せいりしたいものだ。「おひさま」を見ていて、はっと思わせられ、怒りがこみ上げてでたフレーズだが、「戦争に駆り出されて、無垢の人々を殺す苦しみをさせられた人々のことを無駄にしない為には、戦争を作り出すものどもを命がけで殺す方が、どれほど世の中の為になるかしれない」と。刮目して、戦争を作り出すものとは誰かを知る事だ。
by kanakin_kimi | 2011-07-05 10:47 | シンドローム


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