人気ブログランキング | 話題のタグを見る

河川・ため池・貯水池などの治山・治水の原理を直考

P100 システム

直考というのは、かんがえなおすということを意味している。それは、自然を破壊しない自己完結の生命維持避難装置を造る考え方に転換することを意味しており、それを都市構想にすることである。
今までの都市構想は、極めて「資本の論理」に支配され、超法規的災害に対峙した発想をしてこなかったし、地球的規模の災害を想定する発想もなかった。
アメリカの旱魃は、HAARP をもってしてもカバーできず、ミシシッピー川が干上がった。
一地域の大災害も、大きな北米大陸という環境にとりのこされている。
地軸変動の時代に、極の揺れが生じる影響が気象に現れる時代になった。
最も心配な問題は、地水火風空の天変地異であることであり、それを最小限の被害にとどめる方法としては「避難装置」を「居住空間や地水火風空の生命維持装置」として、他の無被害の地域から取り残されない工夫が求められる。「より豊かな生活空間」に高めることであろうと思われる。
もちろん、それだけでは事足りない環境変化・巨大隕石の衝突などは、速やかに地球的規模での対策を急ぐべきで、民族間の「戦争にうつつを抜かしているいとまはない」。また、資本の論理にうつつを抜かしている暇はない。

さて、そこで「逃げられない地域」に「P100 システム」をそのモデルとして「避難装置」を「超法規的な災害」にたいして「超法規的な対策」を検討したい。
その空間に、安全と日常生活が保証されるようにすることである。
【基本構造の課題】
上下動・拡張動・伸縮動に対応できる基礎構造をどのようなものにすればよいか検討すること。
コンクリートの電柱のようなパイプで基礎を形成する。
一辺が100メートルの正三角形4枚で組み合わせた鉄パイプのピラミッド構造である。
基本構造は一辺が5メートルの正三角形を4枚で組み立てたピラミッドで縦横に構成すると強度を造ることが出来る。
P100システムでは、頂点までの高さが70メートルになるので、1階層の高さを5メートルにすると、14階層が出来る。
1 ~ 3階層は、菜園・養鶏・養豚・養魚など食物栽培の空間に当て、上下水道と終末処理場にあてる。4 ~ 10 階層に居住生活空間を形成する。11 ~ 14階層および外部壁面に発電・貯水・メンテナンス・空間移動装置(将来的には反重力機関)・通信設備など生命維持と日常生活・教育文化の完結したコミュニティ空間を構想する基本構造を検討する。
by kanakin_kimi | 2013-01-17 12:41 | p100システム・地域の避難装置


<< 原発事故 「小説」の 終焉 >>