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P100システム

安全・安心・賢いコミュニティ

私たちは、日頃一人で生きているような勘違いを認識している傾向がある。災害が起きるとすぐに化けの皮が剥がされるのだが、被災ののちしばらくするとすぐに忘れてしまって、又、一人で生きているような顔をしなければならないような気分にさせられてしまう。
よっぽど大きく、壊滅的な災害でもない限り同じことを繰り返してきた。

311は、どうであったろうか。助け合うシステムはいろいろな形があろうかと思う。

p100システムについて考えたのは、「津波から逃げたくても逃げられない地域」「大雪災害・台風災害」「大雨災害」の地域に居住している人々を対象にした「避難装置であり、安全なコミュニティー空間」として考えたものです。いろいろのアイデアを出し合えばもっといいものが出来ると思います。
先ずは基本提案としてご検討ください。
P100 というのは、ピラミッドの P と一辺が100メートルの正三角形で構成されるピラミッドということです。
当面の、東海から南海に至る「東南海地震」を目前にして、津波から逃げることが出来ない地域にどのような避難装置を造ればいいかを考えた結果「P100システム」を考えついたのです。
津波・地震・台風・大雨・竜巻・大雪・ハリケーンなどの災害に対応できる「避難装置」であり、復興後もそこに住み続けることが出来る「避難装置」であるようなシステムとして考えました。

そのためには、生活の全てがこの空間で保証されるようにしなければなりません。
そのためには、食料の自給・電力の自給・上下水道の自給・ガス火力の使用自給などおよそ生活に必要なものが自給できればいいのですが、全てというわけにはいきませんから、地域によって可能なもので自給体制を整えればいいと考えます。

「P100システム」は、一辺が100メートルの正三角形で構成されるピラミッドを想定してみました。これだと,頂点の高さは70メートルになります。一階層の高さを5メートルとしますと、14階層の構造物になります。

基本構造は、一辺が5メートルの正三角形で構成するピラミッドで全体を構築する。

骨組みの材料をどのようなものにするか。いま、考えているのはコンクリートの電柱のようなものと鉄パイプの併用をイメージしている。
外壁は,透明の強度のある不燃性のプラスティック板と内部は耐熱性の石膏ボードを考えている。

これらで、一階に「菜園」「養魚場」「養鶏・養豚場」など。一万平方メートルの広さを活用する。
二階・三階は、これの補助スペースと考える。

四階から十階までを居住空間として日常生活に必要な施設も含めて考える。50 ~ 100所帯ぐらいが居住できるのではないかと思う。

十一階から十四階までは、発電施設・上下水道施設・メンテナンス施設が考えられる。

発電施設は、当面は風力発電(小さな羽での)施設や太陽光発電が使えると思うが、将来はフリーエネルギー発電を研究すべきだろう。

これらについて、上下水道局・廃棄物処理場の人々が協力して研究してもらいたい。
また、コンクリート電柱を造っている人たちは、高さ5メートルのピラミッドを構成する、骨格の材料を造る研究をしてもらいたい。
by kanakin_kimi | 2013-01-23 09:34 | p100システム・地域の避難装置


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