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歴史学シンドローム

世界の歴史学が独立していないわけ
 不思議な事があるものである。日本の事だけかと思っていたら、世界のどこにおいても「歴史学」が独立した学問になっていなかった。「学問」として独立していない結果なのであろう。
 アインシュタインの間違いを引きずっている原因と症状を「アインシュタインシンドローム」とわたしはいっているのだが、それと同じように、ある権力構造を維持する為にとられた間違った史観を引きずっている原因と症状を「史観のアインシュタインシンドローム」という事にした。そして、それにともなって実は「歴史学」が学問として独立していないという事に気づかされた。「史観のアインシュタインシンドローム」というのは「歴史学が学問として自立していない」事に引きづられている症状に気づいたのである。しかし、それをそれぞれの学問の歴史に踏み込んでいくととてつもない巨大なジャングルに迷い込んでしまう。
 これもまた原因になっているようだ。つまり、このように混乱させておいた方がよいという権力構造の目的意識やそれを実現しようとする意図と、それぞれの学問分野での歴史に対する認識の未熟があり、そこに至る以前に察知して自己規制するという問題に立ち往生しているように思われた。
 そういう意味では、日本の方がもっとシンプルに「歴史学」を独立させる端緒を見いだせるのかもしれない。図書分類法の「歴史」をまとめるようなものでいいのではないのか。
 歴史学が学問として独立していない理由は、「権力構造」に帰趨していると私は考えている。この要因は、およそ全ての問題に関係してくる最後の砦みたいなところが「歴史学」に収斂されている。
 それは、遡行してみれば他の学問分野に影響を与えている「権力」の「敷衍性」なのだと考えられる。したがって、その『他の学問分野に影響を与えている「権力」の「敷衍性」』というものがどういう意味を社会にもたらしているかという事なのである。時代の変化に即応して切り替える準備はできているようなのである。何故かというと、「権力」の「敷衍性」は権力構造内部での「組織維持装置」が独立性を保とうとして常に二つ以上の案を準備する習慣があるからである。
 それは、国家という枠組みの、国民から委託されている「官僚制」組織の一つは権力の望む案、二つは国民一般の望む案、三つは自分たちの望む案である。三つ目の案は、国家の枠組みを守る為の案であり自己防衛であるが、未来への準備の案である事が多い。しかし、官僚組織は権力構造が「ロスチャイルド・イルミナティ」という「世界政府」に一元化されようとする時、どのような行動をとるであろうか。彼らの自己防衛としての限界を超えてまで「ロスチャイルド・イルミナティ」の言いなりになるわけにはいかないだろう。そしてその限界に、既にきているはずだ。もはや、「ロスチャイルド・イルミナティ」の言いなりになっている「日本人・イルミナティ」を排除しなければならないときであろう。
 「日本人・イルミナティ」が誰であり、今何をしようとしているかを国民に明らかにする事である。
小泉純一郎が立ち上がり、脱原発を鮮明にした。一方で、「猪瀬都知事を引き摺り落とそうとしている動きはどこからの発信か」、池田イルミナティ・孫イルミナティの動きがある事を国民に明らかにするときだ。 
by kanakin_kimi | 2013-12-17 11:31 | 歴史学シンドローム


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