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因果応報‐問題解決の方法は物事の原理を認識する姿勢がなければならない

多くの悩みを抱えている人は、体にもその影響が及び変調を来すものである。
身体と心は一体のものである。しかし、それはゴムひもで結ばれたような関係で、ある時は遠くにはなれている時もあるし、ある時は身体と密着して身体の中に閉じ込めてしまっているような事もある。
私は、此のゴムひもで結ばれたような関係について「本能からの観念体の一人歩き」とよぶことにしている。

人が生まれたとき、本能に支配された生活をしている。しかし、今日の進化した人は「本能からの観念体の一人歩き」の「機能というか能力」をもってうまれる。

生まれて、周りの人たちの協力を得て学習していく。情報とそれを扱うシステムがより便利により豊富になっていくに従い、脳力成長の時間は益々短縮される。

他方では、脳力成長と身体的能力との間にアンバランスが生じ始める。それぞれの個体で自分で自制できない問題が発生する。ところが、周りの人はその事を認識できないためにその個体との間に齟齬が生じる。その現象が今起きている。

それは、人類が誕生した時にも生じていた。本能に支配されている者たちの生活パターンの中で、本能から独立する観念体の一人歩きの能力を身につけた個体が発生したのである。

周りは、「本能に支配されている者」である。個体「本能から独立する観念体の一人歩きの能力を身につけた者」との間にどんな問題が発生するかはもはや明らかだろう。
by kanakin_kimi | 2007-11-09 06:59 | 特殊相対場論


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