二重帳簿のからくりは、それだけではありません。
私たちの日常に、それはあふれています。あまりにも日常に溶け込んでいるものですから、当たり前のように思いがちです。
しかし、冷静に、目をよくこすって(括目)みると見えてきます。
それらの見つけ方を整理してみます。
1、人を賢くすることにブレーキをかけていること、者、組織、仕組みなど。
2、人を差別すること、者、組織、仕組みなど。
3、情報を広く多くの人に公開しないこと、者、組織、仕組みなど。
4、ひとに、より分りにくく、よりわづらわしく、することで「免罪符」をとろうとする事、者、組織、しく
みなど。
5、これらの中で、「善意」と「悪意」がないまぜてあります。
6、いづれにせよ、私たちは全てを把握することは出来ません。また、実態は途切れることなく
連続しています。ですから個人が、リアルタイムに認識することは出来ません。しかし、人は
個人の知識を情報として蓄積し、それを共有することで「認識」を継承し、さらにそれを発展さ
せることが出来ます。また、そうする事で人類は発展してきたのです。
みんなが、その認識があればどのような妨害にも負けず、遠回りしなくてすむのです。