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特殊相対場論 12章

 私の宇宙観 12章 

日本列島住民が、どうして自己確立に対する追求をやめてしまうのか、
その一端を前回、前々回に「政治文化の分水嶺」「対立の回避」「原理的
追求の放棄」などの言葉を使って述べたつもりです。
もちろん、その内容について、具体的な検証、実証を展開できていない
ので、観念的に流れていることは充分承知しているつもりです。
しかし、先を急ぎ、「原理的追求」を放棄してはいけないこと、「原理的
追求」をすれば必然的に対立が生じるものであり、その「対立を回避」
せず、それに立ち向かっていくことこそ「自己確立」そのものであるこ
と、そして、にもかかわらず、「個々人は、現実にその政治文化に慣れ、
あるいは、馴化した人々との関係として日常生活を共有している。」と
いう厳然たる事実の中で、どうすればいいのか方法論はさておき、「原
理的追求」の私自身が現在到達した結論を述べたいと思います。
それは、いわば「整理学」であり、宇宙の全ての根源に通貫する「原理
」として私には認識し得るが故に「私の宇宙観」とする所以のものです。
と、1984年2月29日に記し、当時、秋原さんが主催する「ケムンパス」に投稿した。その際に添付した12章を2006年2月7日以下のように整理し直した。

 特殊相対場論 12章  

1、 すべては、「相対的」であり、「絶対的」なものは存在しない。例えば、光りの速度は、秒速30万キロメートル(299,792,458メートル毎秒)と言われる「相対的速度」であり、決して「絶対的速度」ではない。
ところが、我々人類にとっては「光速度」が想像を絶する速さであるために
「一定不変」という烙印を押してしまい、終には「絶対的速度」として計算した結果「空間にゆがみが生じる」などと誤解をしてしまっている。
誤解とは、何かを絶対化せずには成立せず、絶対化した途端に誤謬に陥ることを免れることができないのである。

2、 「素粒子の特殊性」「原子の特殊性」「分子の特殊性」そして、「物質個々の特殊性」「一定集団の特殊性」「民族の特殊性」「人類の特殊性」「地球の特殊性」「惑星・恒星の特殊性」「太陽系の特殊性」「銀河系の特殊性」「超銀河系の特殊性」等、極微から極大にわたる全てが特殊であり、一般はない。

3、 「一般性」とは、あらゆる「特殊性」の総合である。したがって、
様々の「特殊性」を「ある特殊性」で代表させる時、多くの「捨象した特殊性」の存在があること、それと共に、代表の「ある特殊性」それ自体も、一つの特殊性にすぎないのであることを忘れてはならない。

4、 存在の事物であれ、その反映としての認識であれ、全て特殊で相対的なのである。

5、 「存在」とは、「運動そのものの総合的表現」である。つまり、それぞれが「在る」、そのそれぞれの特殊の総合としての一般表現である。

6、 全ての「運動」は、「さまざまな対立物の対立の統一」を一括りに表現しており、「対立の統一」という「基本原理」の一般表現といえる。

7、 「対立の統一」は、「量から質、質から量への転換」という「基本法則」を有している。

8、 「量質の転換」という「基本法則」は、「否定の否定」と「相互浸透」という二大形態を表現している。
「否定の否定」は、「場そのものの質的変化」の「転換形態」を表現し、
「相互浸透」は、「場内部の量的変化」の「転換形態」を表現している。

9、「場」とは、それを「構成する対立物」によって規定される、「特殊」で、 「相
  対性」の「領域」あるいは「系」または「範囲」である。
  従って、「取り扱う対立物」によって「取り扱う場」が規定されるし、
  逆に「取り扱う場」によって「取り扱う対立物」も又、規定される。
  更に、「取り扱う対立物が大きくなればなるほど、それを取り扱う場は相
  対的に小さくなる。」し、「取り扱う対立物が小さくなればなるほど、それ
  を取り扱う場は相対的に大きくなる。」つまり「核融合の反応は、その取
  扱う対立物の小ささに応じて、取り扱う場の大型化が避けられない。」し、
 「超銀河系を対立物として扱う場は、それにも関わらず相対的に小さくなる」
  その「場」を、「特殊相対場」といっている。

10、従って、これらを次のような「構造式」に表現できる。

        対立物 → 対立の統一 → 統一物
      ——————————————————————
            特 殊 相 対 場        

11、「存在」すなわち「運動」に矛盾はない。
  「矛盾」は、「概念上の何かを絶対化した場合に生じる概念上の産物」である。
  「実体上の全ての存在は、相対的であり、絶対的なものは何一つとしてな
  い。

12、そして、全ての「運動」は、「対立物の対立の統一」という「基本原理」
  で動いており、それは「楕円運動」が基軸をなしている。     
  対立物が対立の統一という運動をして統一物を形成する
  その運動の軌跡が楕円周を描く。


 
by kanakin_kimi | 2006-02-07 22:46 | 特殊相対場論 | Comments(1)