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直接民主主義の時代 5

しかし、0.0016パーセントの人々に何を求めることがある。
99.9984パーセントの人々が本当に賢くなれば解決することだし、彼等が隠匿している資産だって、彼等にくれてやれ。

そう決断すればいいことだ。彼等が隠匿していても何の価値も生まれないし、彼等だけで暮らすことも出来ないのだ。そのことが歴然とするはずだ。

さて、最早過去の歴史を担ってきた人々に求めることはやめよう。

これからの人類の新しい世界を切り開いていこう。

原始・古代・中世・近世・近代・現代・近未来・未来 こういう分け方が許されるならば、
今、自分たちが生きている時代はどこにあるかを見てみることだ。
そう、現代と近未来の間だ。

古代から現代までの時間を、約5000年としておこう。
原始時代の時間は、人類誕生から古代が始まるまでの時間とすると、ホモハピリスを人類の始原とするとおよそ200万年前ですから、約199万5000年としましょう。
5000割る200万は、0.0025で一日(24×60×60)の始まりからみると216秒たったところ、それが人類が誕生してから今日までの間の中の古代から現代までの時間なのです。

いかに短い時間で、人類が賢くなってきたかが分る。
その大きな原因は、人類が情報を共有するようになってから急激に賢くなっていることが分る。

情報の共有の仕方が変化してきていることに気がつきませんか。はじめは権力者のみが情報を私有していた。時代が下るに従い、私有から共有が始まる。しかしそれでも、上流階級のみの間での共有だったのです。

日本の中世に「妙好人」といわれる人々がいました。ひらがなのみで書かれた文書が残されていたのです。当時の南都北嶺の高僧、今で言えば東大や京大などの学者のことですが、それらの人々が書き残している文書の中身と変わらない認識を持っていることが示されていたというのです。「妙好人」とは、ひらがなが書ける人々で田畑を耕しながら、多くの最下層の人々の指導的役割を担っていたのでしょう。

とはいえ、「妙好人」もほんの一握りの人々でした。多くの人々が賢くなるためには、多くの人々の生活にゆとりが必要でした。そして、情報を入手できるゆとりが必要でした。

低い賃金で長時間働かないと家族を養えないで食べるのに汲々としていては、自分の認識を高める余裕がありません。今日の世界的現状は、今も変わりありません。

ところが、ここに「早く・安く・高い認識を獲得する方法」が日本という国では歴史的に培われていました。はじめは上流階級の子女の教育補助材料として考えられて作成されました。

「絵巻」です。

そして、絵草子・お伽草子・赤本・黒本・青本・草双紙・黄表紙・浮世絵などで、啓蒙と普及に木版刷りが大いに役割を果たしていった。

さらに、桑原藤泰の地誌「駿河記」の真景図・大蔵永常の農業指導書の挿絵・治山治水の指導書「御普請目論見帳」の挿絵など実にたくさんの「絵巻」が使われています。

それが、今日の「日本のマンガ文化」に引き継がれていったのだと思う。

私なども、「唯物論」とか「唯物史観」とかの文章からだけではなかなか理解できなかったものが
白土三平の「カムイ伝」を読んで「腑におちた」経験があり、今も「ゴルゴ13」や「ギャラリーフェイク」「岳」などたくさんの名作が作られている。

いわば、マンガは多くの人々の認識を高める役割を大いに果たしている。
by kanakin_kimi | 2008-08-29 13:40 | 直接民主主義 | Comments(0)

直接民主主義の時代 4

政党政治というものが破綻し始めた。
政党が民衆に未来の道筋を示し指導的役割を果たしてきた時代が終焉したことを示している。
それはどうしてだろうか。

簡単なことだ。みんなが賢くなったからだ。ただし、約30パーセントぐらいだけれど。だけど、それを支えている人々はつながっているんだよ。自分では直接言わないけれど、つながりで支えているからだ。だからそれが50パーセントをはるかに越える効果を示して、量から質の変化の壁を越えたんだ。

これはすごいことを示しているのだ。50パーセントだと思っていたら、IT が急激にその中身を膨らまし始めた。

政党人や政治家といわれる人々は議会の議員になると、自分たちが何か特権を持っている選ばれた人種だと思っていたし、ほんの少し前まではそう思われていた。

ところが、そんな価値観がいつの間にか吹っ飛んでいってしまった。だから今一番取り残されているのがそういう人々なのだ。

それは何も日本のことだけではない。ロシアでもアメリカでもそれが進んでいる。
権力機構の残渣が、それらの人々の目を曇らせているようだ。
by kanakin_kimi | 2008-08-27 21:32 | 直接民主主義 | Comments(0)

直接民主主義の時代 3

渦中にある。渦中にあるが、圧倒的に少数のものみんながみんな素直に返そうとはしません。
彼等はまだ、圧倒的に多くの民衆が馬鹿で何も知らないと思っているからです。

圧倒的に少数のものは、世界中で10万人にもならない、つまり10万割る60億掛ける100=0.0016%のほんの一握りにもならない人びとなのだ。

それ以外の、99.9984%の圧倒的多数の人々が実際の世界の経済を支えている。

ところが、その内部では自分は上流階級の部類だと思わせられていたり、自分は中流階級にいるから関係ないと思わせられていたり、苦しい思いをしているのに無知の状態に置かれているなどして、0.0016%の者の分裂支配に、自分では思いもしないだろうが結果的に手を貸しているのである。

みんなが作り上げた価値を掠め取られているものなのです。
ですからもっと自信をもってみんなが賢くなるために取り返すべきものなのです。
by kanakin_kimi | 2008-08-22 14:19 | 直接民主主義 | Comments(0)

直接民主主義の時代 2

米ソ冷戦状態から、世界に展開した軍拡の負担はいやおうなく米ソの経済破綻をきたした。
米ソの確執の引くに引けない状態からゴルバチョフが冷戦構造を一方的に撤退して「ソヴィエト連邦制の解体と新体制への再編」へと踏み出した。

同じ経済破綻と国家倒産の状態にありながら「世界恐慌」を回避するために(?)、アメリカはソ連のような小回りの利いた改革をしえなかった。世界の通貨は「ドル」を基軸にしていたからだ。

それに、アメリカ流の虚栄心も強く働いていたのであろう。それをかなぐり捨てたのが大和銀行の米国債売却問題であった。たしかに、大和銀行の米国債売却を放置すれば米国債を所有している世界の金融機関などが次から次えと所有する米国債を売却して一気に世界恐慌に至ったものだったかもしれない。

アメリカのあわてぶりや日本の大蔵省の態度などの態様から「ああ!アメリカが倒産している
資本主義が崩壊している。」と気づかされたのである。

それ以来、より明確に「世界恐慌を起こさせないための軟着陸策」がとられていった。

問題は、どこへ着陸させようとしているかである。今まで世界の民衆から収奪搾取して築き上げた世界金融資本の巨額の資産をあちこちに分散隠匿している。

それを隠したままでは、世界の経済改革は進まない。
新たな直接民主主義の世界の経済運営のためにそれぞれの国の金融資本の隠し資産を吐き出させなければならない。

今その渦中にある。
by kanakin_kimi | 2008-08-06 22:56 | 直接民主主義 | Comments(0)