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謀略の匂 3

厚生労働省の元事務次官二人とその家族が狙われた。
確実に殺そうとしたやり口の刃物による数回の突き刺し、血の着いた靴で50~100メートル
もの靴跡を残していることなど、「きわめて強い動機」がみられると警視総監も述べている。

これを、一般人の「年金問題の怒りとリンク」したものか、あるいは、させようとしている意図
と見るか。そこに「分水嶺」がある。

この、「きわめて強い動機」とは何かを、見極めれば意外と簡単に分るはずだ。

それは、「殺害実行者」は、「殺すこと」だけが目的だからである。

あきらかに「殺人を請け負った」「殺し屋」なのである。

では、だれが「依頼」したのか。これを白日のもとに明らかにしない限り、この問題の解決は
ないというべきだろう。

わたしは、「タイミング」にあまりこだわることはないと思う。それはそれで狙いの一つなのだ
が「年金問題」で、一般人の抗議行動ではない、もう一つの「陽動部隊」の動きがあったのを
見逃してはいない。

それは、「厚生労働省の官僚攻撃」である。誰がそれを指示しているのか。

今までにも、「省庁再編成を強引に進める」時には、この種の動きがあった。自治省を骨抜
きにするために、自治労攻撃が行われ、厚生省・労働省を合併させるために総評解体を策
して国労・日教組など総評を支える労働組合に分裂攻撃が行われた。

その結果がどうなったか、「教育現場の問題」「医療現場の問題」「少年事件の問題」「派遣
労働の問題」など、いずれの問題もの「元凶」なのだ。

そして、その狙いは「省庁再編の帰結」である。即ち、外務省・財務省以外の省庁を「総務
省」に統合するという目的にある。

その目的を進めるのを抑止する力をまだ残していたのが「厚生労働省」であった。そして、

民間から厚生労働大臣になった舛添氏は「総理大臣候補」にすら求められていた稀有な
候補である。
それを、敬遠し、煙たく思っていたのは誰か。

「スイッチ」が入ったのは、「中山辞任」ではないかとおもわれる。そして、直近の「スイッチ」
は、「党首会談」であろう。

よく「括目」することだ。

自民党と民主党をコントロールできるところに、焦点をあわせるべきだろう。「党首会談」を
提案したのは、NHKのニュースを聞く限りでは「小沢一郎」である。

1993年5月20日発行の「日本改造計画」を見返してみるといい。また、「小沢一郎の逆襲
」を見るといい。

いみじくも、「佐々淳行」が「思想的犯罪とは思われないから一般人の犯罪ではないか」とい
い、「左木隆三」が「厚生労働行政を改めてもらいたい」とのべさせられている所に見られる。
それぞれ、「事件の真相」からそらせる役割を果たそうとする意図のように見られる。

いかに、現在日本がおかれている国際状況にあるとはいえ「謀略」をもって「国家主義的権
力集中機能を持たせる省庁再編」即ち「総務省への統合による内務省構築」を許してはなる
まい。

彼等は本当の意味では「愛国者」ではない。「謀略」を行使するものは「人を本当に愛する
もの」ではないからである。彼等が愛しているのは「伝統的日本」であり「歴史的日本」であ
ろう。

自民党と民主党をコントロールすることによって、事実上の「二大政党制」の機能を果たさ
せているのは誰かを考えてみれば分るだろう。

対外的な「外交カード」を造っているためだと思っているらしい。また、対外的に「外交カード
」を瞬時に切れる「機能」をもつ「権力機構」にしようというのだ。

それは決して、安定した「日本国運営」とはならない。今日の国際情勢だからこそ「日本の
役割」を「徹底した平和主義」の「理念」で対応していかなければならないのだ。

「謀略」で強引に構築した「権力機構」に「世界の目」どころか、そもそも「日本人の目」がど
のように見るかすらも分っていないようだ。
「近視眼」なのだし、「自分たちこそが改革者」だと思い込んでいる節がある。

自動車を安定して運転するためには「遠くを見て運転する」ことである。これは蓋し真理で
ある。国の運転は「徹底した平和主義は遠くを見ているからこそ出来る」のである。
by kanakin_kimi | 2008-11-20 00:09 | なにかがわかる | Comments(0)

みんなが賢くなるシステムの時代  4

「支配とたかり」は、表裏の関係である。
ただ、「支配」が「たかり」を生むのであって、けっして「たかり」が「支配」を生むのではない。
「減税」が「支配とたかり」の関係として現れることがある。

およそ、「支配」を維持継続するためにする「ばらまき」の手法は、他方で「許容範囲のたかり」
との関係である。

自覚的か無自覚的にかに関わらず、「確信的」なものである。しかし、「たかり」は消極的ではあるが「支配構造」を変革することになる。「たかり」に応じられなくなると「金の切れ目が縁の切れ目」になるからである。

一方で、「無自覚なたかり」は自己確立を減衰させる。支配は、それが狙いであるからである。
by kanakin_kimi | 2008-11-09 23:45 | 世界革命 | Comments(0)

みんなが賢くなるシステムの時代 3


2006-11-24 に書いたブログで次のように述べた。

南北朝鮮統一とアメリカの改革が、世界平和へ踏み出す時だ。

過去に、何回もの「危機」があった。「キューバ危機」といわれる「危機」が最もわかりやすい、そして世界を震撼させた「危機」であった。
「ベルリンの壁の崩壊」も一つの「危機」であった。その後「東西ドイツの統一」があり、一年後、「ソ連の崩壊」といわれる、「連邦制解体・再編」があった。


ところが、実はあの時「アメリカ合衆国も崩壊寸前」であった。原因は、ソ連もUSAも「軍拡競争」で構造的な借金財政を解決できないだけでなく、このままを維持しようとすると「国家の破綻と崩壊」は明らかであった。多少の「軍縮」をしてもだめで、根本的に「世界に展開している全軍隊の撤退」「核兵器の廃絶」「平和条約の締結」その上で、経済改革をしなければいけないのである。

何故ソ連は解体再編をしたのに、アメリカはやらないのかというと、アメリカが自己破産すると世界の経済恐慌が起こり、今度こそ「国際金融資本の崩壊」にいたるからである。つまり、それではこまるので軟着陸させようとしているのである。もちろん、他の先進諸国も連座することになるから、軟着陸策に協力しているのだ。

ただ、彼等は、このことを国民にも世界にも正直に言わないできたのだ。

だから、一方では、経済破綻の現象が出たり、矛盾が表面化すると金をばら撒き、さらに借金経済をふくらませ、戦争を起こしては戦争経済でカンフルを打ってごまかしていたのだ。
そして、いつでも国際世論に追求されない手段をとりながら、戦争経済で転がしてきた。
ソ連に民主主義が欠如していたせいもあるが、アメリカも「自由主義」はあるが、「民主主義が欠如」していたのは、01・9・11でよくわかった。         (以上)

わたしの認識はこのようなものである。

さて、そこでアメリカは大統領にオバマ氏を多くの米国民が選んだ。
アメリカの改革は、オバマ大統領のもとで行われることになった。これを実現したアメリカの皆さんのご努力に敬意を表します。

あるアメリカ市民がテレビで、次のようにコメントしていた。「わくわくしている、これからオバマ氏を支えていこうと思っている。」と。

ソ連の改革では、実は世界の多大な協力が行われていたのである。ロシアはそのことを自覚しているだろうか。なるほど、ソ連では各所帯に「ダーチャ」の土地を貸与して、努力する所は殆どで家庭菜園と別荘にしていたので、あの危機にも耐えしのいでいくための大きな力になったことだろう。だから、自分の力でやったと思っているかもしれないが決してそればかりではないことを思い致すべきでしょう。

今度は、アメリカの改革の番である。アメリカが指導的立場にないから、日本の主体的指導力に期待しているということかもしれないが。

アメリカが目指すアメリカ合衆国の改革の着地点を世界に明確にするべきであるし、そのために必要な構造改革の要点を明示するべきでしょう。

世界の人々を信用して、アメリカの実態を全て明らかにすることが必要である。そうすれば、どの国がどのような協力が出来るかの判断が可能だからである。

世界に展開してきた米軍隊を引上げる必要があるが、その費用をその国が肩代わりできるかどうかや、その国にとって米軍駐留の必要があるかどうかという問題や経済効果の問題がある。

アメリカでも、一挙に米軍を撤退することができるような方策が必要である。その核心は軍事費の削減なのである。
それには、世界の軍隊を全て「国際連合災害救助隊」に改編することで解決すると思うのである。その先鞭をつけて、米軍の全てと日本自衛隊を国連指揮下の「国際連合災害救助隊」に
第一次編入を行い、順次了解を得られた国の軍隊を編入していく。

そのようにして、経済問題文化政治にいたる構造改革を立案していけばいいのだと思う。

もう武器で対処するのはやめるべきである。世界に宣言して、武器を持たない「国連災害救助隊」にテロ行動をするものはまずいないだろう。
by kanakin_kimi | 2008-11-06 22:48 | 世界革命 | Comments(0)

みんなが、賢くなるシステムの時代 2

アメリカは決意したのか。今日の事態に至った経緯について整理し、今後のありようを本当にまじめに考えたのか、それともまだ探りを入れているのか。
アメリカが、自らの国家破綻の反省をし、世界にその真実を明らかにした上で、自らの発想する再建計画を提案して、その上で謙虚に協力を求めるという態度を明確にする必要がある。

それでなければ、01・9・11の脅迫じみたやりかたで、誰が協力できるのであろうか。

そしてまた、日本は本当にわかっているのか。
日本の主体的指導力を求めているというアメリカの態度に対して、今日の世界の中でアメリカが日本に求める主体的指導力とは何かということを。

はっきり言ってやらなければわからないのではないか。今、外交で求めているものはアメリカの国民のためになるものなのか金融資本の防衛のためなのか。自らの反省もなく、従来のアメリカの戦略の継承をやれというような脅しではないのか。従来のアメリカの戦略というのは、「軍事力の脅威による米国籍金融資本の資本主義的支配の維持と防衛」ということなのだ。それは、もはや「軟着陸策」ではない。

軟着陸する「着地」の問題を明確にする事だ。

外交交渉の核心を世界に向かって明確に出来ないようでは、はなしにならない。
by kanakin_kimi | 2008-11-02 21:55 | 世界革命 | Comments(0)