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アインシュタインシンドローム 10

「軟着陸策」を取る以外には「世界的な、平和的、次代への移行」を成し遂げることはできないからです。
1975年に「世界史は社会主義の時代に入った」。社会主義といっても、国家的に社会保障を完備しようとという方向が象徴的に現れたのです。
それから35年経過しました。
この間に、いろいろなことが起きました。
1961年に始まったベルリンの壁が、1989年11月に崩壊し、12月にゴルバチョフとブッシュの間で「冷戦終結」が確認されました。
そして、ソ連は「解体再編を果たし」、世界に展開していた軍事基地を撤退・撤収して経済改革に専念して来た。
それに対して、アメリカは「ソ連」以上の困難な問題をかかえています。改革をするために必要なことはまず重荷になっている問題から身軽にならなければならない。そして、その重荷こそ、「軍隊と世界に展開している軍事基地の撤退・撤収」であるのです。
確実に赤字を積み上げている部分をどのように改革するか、単に縮小すれば済むという問題ではない。
まさに多様な問題を一挙に解決する知恵を出さなければなりません。

多様な問題というのは、「徹底した自由」「資本が支配」「貧富の差」「支配とたかり」「媚と布施」
「徹底した自由を許す絶対神の宗教」「支配のための演出技術」これだけではないけれど、これらを象徴的に表現している「アメリカンドリーム」という言葉が示している。
「騙したり騙されたりするのが常識と思い込んでいる」ことの「呪縛」からまず解放しなければなりません。しかし、誰もが心を一つにして立ち向かう「自然災害から身を守る」ということは「キーポイント」になります。ですから、「世界に展開している軍隊」を「災害救援隊」に衣替えすればいいのです。
そのためには、対立関係を解消して安心して「災害救援隊」に衣替えできるようにしなければなりません。それが、「戦争放棄」を世界憲法にすることなのです。
そういう意味では、この問題は「世界平和への大きな布石」になることは確実です。
by kanakin_kimi | 2010-09-16 07:02 | シンドローム


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