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アインシュタインシンドローム 11

静岡県のシラス漁や桜えび漁は、昭和45(1970)年から、お互いの漁獲量をプールしあうことで、魚場の保護と相互扶助を制度として確立しました。今年の猛暑で漁獲量が激減しましたが、その制度で生活をしのいでいると聞いています。
日本全体でもこの考えで相互にしのいで行くことを考えるべきだと思うのです。
一ドル七十円台になる時代はすぐ目の前です。円高になるといつも云われることに、輸出産業と輸入産業との間のギャップが取りざたされます。これを聞く度に「いつになったらプールしあうことを考える」のだろうと思うのです。
このことは、日本だけでなく世界のあらゆる問題にもあてはまるのです。
儲けることと貧することとは、プールでしのげないものなのだろうか。
災害にあう人々と、戦争を起こしている人々とは、プールでしのげないものなのであろうか。
それらに、いま一挙に解決させる必要性が生まれている。
それどころか,一挙に解決しなければならない状況に世界がみまわれている。
それが、世界の軍隊を「災害救助隊」に改編して,地球的規模の災害に対峙できるようにすることによってしか解決できないということなのです。
by kanakin_kimi | 2010-09-17 20:32 | シンドローム


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