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少女の時は止まった 9 - 3 - 「証拠の隠滅とねつ造」の林道をさかのぼる

「発端となる事故・事件」は、「お父さんの自殺」で終わる。その時点の「死体の位置」は、[1階母屋]・表8畳間の寝室は布団が2組敷かれている。お父さんは、床の間に枕をおきそれに座ってポケット瓶のウイスキーを飲み、2連銃で「銃口を両目の間に当てて一発目が撃たれ、衝撃で頭がはじかれるその瞬間に2発目が撃発して左口角を抉った」傷を残して、自殺し崩れるように前に倒れる。その時巻き込むように蚊帳を引き落としたかまたはその前に蚊帳を引き落としてたぐり寄せていたその端に頭から倒れた。藤子さんは、ピアノの間に1組の布団が敷かれてある。その掛布団の上に仰向けになってあごをあげ加減で左額の銃創らしい穴から血が噴き出し、両眼窩に溜まりあふれて2条の筋と左額の銃創付近の1条の筋の3ヶ所から頭の位置の掛け布団に血が滴り落ちている。一発目は布団又は畳に銃の穴があるはずである。撃つつもりではなかった二発目が衝撃の反動で撃発し、額の穴を創傷したものと思われる。確実に撃つつもりであったら、一発目が左額の傷という事になり、二発目は左頬ではないかとみている。というのは、左額から血液と脳漿が吹き出して火炎で焼かれて瘡蓋状になっているものと考えたが、二発目が打ち込まれた穴から噴き出した血液などの瘡蓋状とみる事もできる。
[土蔵2階]の弟の部屋。お父さんが銃を持って階段を上がっていったと考えると、斜めに敷かれた布団の左又は右方向に、弟の背後からお母さんが被さるようなかばったかっこうの、お母さんの右あごが左鎖骨あたりにくっついている(後ろを振り向き様、やめてー!という声が聞こえてくるような)状況の丸めた背中に2発の銃弾が撃ち込まれた。弾丸が突き進む方向に銃創ができている。それをつなげると、[お母さんの]背中の傷ー左鎖骨の中から突き出したと思われる2連の穴ー右あごと右頬の2条の引き裂いた傷ー[弟の]後頭下部からー鼻柱と右目の間を突き抜けた傷(解剖を担当した医師は添付しているはずだという弟の顔正面写真が意図的に抜き取られている)これが、「証拠の隠滅とねつ造」の林道をさかのぼる作業をした結論である。
by kanakin_kimi | 2012-01-19 12:19 | 袴田事件


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