ここで少し回り道をしてみたいと思います。
「実態真実」を把握する方法や手段、手順というのは、いわば全ての学問を意味しています。
学問は、『文化』『政治』『経済』の三分野に大別すれば、そのいずれにも貫通するものであるから「科学」で全部をくくる事も出来る。つまり、「学問」とは「科学」であると云うようにである。
しかし、今はまだその認識は一般化されていない、もしくは、混乱がある。
だけれども、「科学」はもはや単なる一分野ではなく「学問」そのものである事が、否定できない事は明白である。従って、これからは「学問」=「科学」であること、すなわち「真相解明する事」である。
「真相解明」を目指さない「学問」はその存在価値がない。実態真実であれ仮想真実であれ、その「真相解明」こそが「学問」であり「科学」であると考える。
従って、科学の体系が「真相解明のマニュアル」と云える。
しかし、あえて「真相解明のマニュアル」を出そうとする意図は、従来からの学問体系における混乱を整序する必要を感じているからである。