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北と南の氷が溶けて、地軸から最も遠いところの水没が

各地の氷河が溶け始めている。海進と海退が大昔からくり返してきた。そこに、温暖化現象が加わった。
いま、のどかな島ツバルが水没の危機にある。人口1、1万人のれっきとした国である。いまの予測では、日本は100年後に水位が53センチあがるという。その時ツバルは全島が水面下だろうから、そんな余裕があるのだろうか。
地球の自転は、地軸を中心に北極から見れば右回りに回転しており、ほぼ24時間で壱回転している。そして、海流は、赤道周辺の暖流は右回りに、南極と北極周辺の寒流は基本的には左回りに流れており、それぞれの地形に応じて、暖流と寒流のぶつかりとがそれぞれの力学的干渉で流れの特徴を形成している。更に、氷が溶けて増水している流れが加わって、新たな流れが出ていることだろう。
ツバルは、赤道から南へ10度のところにある。赤道上では、時速1900キロメーターの早さで回転しているのだから、海面も膨らむのだ。24時間で壱回転していても、地軸からの距離が遠くなる程回転速度は速くなる。
by kanakin_kimi | 2007-03-26 01:13 | なにかがわかる


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